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お酒コラム  
日本酒は“からだに優しい”という話
●日本酒はからだに良い!
 それはアミノ酸のパワーです!


アミノ酸は日本酒に含まれている成分として知られていますね。
アミノ酸度が適度にあるとコクのある味わいになります。
アミノ酸は、内臓・筋肉・血液成分・神経・皮膚などの多くの体の組織に関係しており、人間の体をつくる成分といってもいいでしょう。

アミノ酸の5大パワーは、
1.体力アップと疲労回復効果
2.脂肪燃焼とダイエット
3.免疫力がアップ
4.美肌作用
5.脳の活性作用・集中力アップと、うれしいことばかりです。
●“実は健康に良い”日本酒。今までの悪いイメージは払拭!

<誤解1:日本酒を飲みすぎると肝臓ガンになりやすい・・・は×>
いきなりからハードなお話なのですが、国内で肝硬変・肝がんの性別・都道府県別死亡率で、日本酒の消費量が多い東日本地域の方が西日本に比べて死亡率が低いという結果が出ています。
またそれは中高年齢層の男性でより明らかだというのです。
日本酒から抽出した成分を膀胱がん、前立腺がん、子宮がんの細胞に添加したら、すべてのがん細胞が増えるのを抑える作用がみられました。
これは日本酒に多く含まれるアミノ酸・糖類といった成分に、ガン細胞の萎縮・壊死を示す効果があるためです。

<誤解2:糖尿病の1つの原因は日本酒にある・・・は×>
日本酒は、糖分が良くない、カロリーが高いなどの悪いイメージがあります。
でもナント日本酒には、血糖値を下げる「インスリン」に似た働きをする物質が含まれていることがわかっています。
ということ日本酒は、飲み過ぎなければ体に優しいお酒といえるのです。
バランスのとれた食事で総カロリーを抑えて適度な運動、正しい飲み方を心がけましょう。

<誤解3:悪玉コレステロールが増える・・・は×>
コレステロールとは、血液中の脂肪の一種。体の細胞を作ったり体調を整えたりするホルモンの材料となる物質で、人間の体にとっては大切なものです。
コレステロールには、善玉と悪玉の2種類があります。
善玉は血管などに溜まったコレステロールを肝臓に運び、処理してくれるという働きがあります。
この善玉コレステロールが、日本酒に含まれる成分によって増えるという、うれしい研究結果も明らかになっています。

<誤解4:日本酒は太る・・・は×>
アルコールは1gにつき約7.1キロカロリーで、どんなお酒も同じ。
結論をいえば肥満とお酒は無関係!それならなぜ?というと、お酒は食欲増進効果があるから、食べる量や種類によって総摂取カロリーが増えてしまうからなのです。
効率的な料理の摂り方は最初に揚げ物を少し摂ることで、アルコールの吸収速度を遅くさせます。
その後はさっぱりしたタンパク質の食品や、野菜を摂りましょう!
●日本酒は女性向き!?

<ストレス解消に>
お酒を多量に飲んで記憶を失い自分だけが気持ちよくなっている、こんな飲み方ではストレス解消になりませんね。
適度な量を飲むことで収縮した血管の流れをスムーズにし、入浴時やマッサージをするように、筋肉をほぐしてくれ、ストレス解消に一役かいます。

<つやつやお肌に>
まず楽しく飲むことが大切。
皮膚全体にアミノ酸成分などの栄養分がいきわたり、お肌をつややかにします。
また、酒風呂も保湿効果があり乾燥しがちなお肌をしっとりさせてくれます。

<冷え性の方に>
冷え性は末梢の血管まで血液が行き届かない状態。
また、つらい肩こりは血行障害が起きた状態です。
アルコールは毛細血管の働きを活性化させ、抹消の血液循環を促進してくれます。
日本酒をゆっくり飲むことで冷え性や肩こりの改善にもつながるのです。
●日本酒の健康パワーと正しく付き合おう!

<からだに良い飲み方を身につける>
自分のからだに合った適度な量をゆっくりと時間をかけて味わいましょう。
くれぐれも飲みすぎには注意です。

<肝臓をいたわる>
お酒に強いことで肝機能も強いと誤解しがち。
肝臓をいたわるビタミンB1を含んだ食材(豚肉・卵黄・レバー・大豆など)を使った料理を摂りましょう。よく言われている「休肝日」も大切です。

<ストレスを感じない飲み方を>
一度に多くの種類のお酒を飲まない、また飲みすぎないように。
神経をリラックスさせ、心とからだのストレスを解消する飲み方をお薦めします。
●健康で楽しく長く飲むために・・・こんなところに気をつけて

<アルコールと薬、一緒は避けて>
お酒と薬を一緒に飲むと大変な事態に。
予期せぬ発作症状を起こしたり、他の症状が出る場合があり危険です。
また薬が効かなかったり、逆に効きすぎたりしますので十分注意しましょう。

<妊娠中と授乳期は絶対に飲まないで>
この時期の飲酒は、赤ちゃんがアルコールを飲んでいるのと同じことに。
妊娠中は胎盤を通して、また授乳中は母乳を通して赤ちゃんに運ばれます。
赤ちゃんに思わぬ害を与えないためにも飲酒はやめましょう。

<未成年者の飲酒は絶対に止めて>
アルコールは、感情を形成する脳の中枢部分の細胞に影響を与えます。
そのために感情的に偏りがでて、理性的な判断ができなくなるなど、未成年者の「人格」の成長に大きな影響を及ぼします。
また、記憶力をコントロールしている神経細胞にも障害を与えるので、未成年者はその影響を強く受けて記憶機能が低下してしまいます。
他にも、性ホルモンの性徴に影響を与えて、未発達になる部分が出てきたりします。

<一気飲みはダメ!>
大量のお酒を一気に飲むと血中のアルコール濃度が急に上昇し、意識混濁・泥酔・昏睡状態に。軽いノリで一気飲みをして、呼吸麻痺や死に至る事態もあります。
お酒はゆっくり楽しく!が一番です。

<ビールでは水分補給にならない>
スポーツの後のビールはなんともいえず爽快。
もちろん水分も含まれているのですが、ビールはアルコール飲料ですので尿の量を調整するホルモンを逆に抑えてしまうので、尿の量が増えて水分不足になりがちです。
また体内の水分構成を変える作用があり、細胞内の水分を減らしてしまいます。

<夏、昼間の飲酒は量を控えて>
暑いとき、昼間にお酒を飲むと格別です。ただ昼間の方が夜より体温が高く、血液循環がよいので酔いが速いのです。
くれぐれも飲みすぎに注意しましょう。

※参考文献:酒販ニュース2007年8月1日〜2008年3月1日掲載
「五十にして日本酒を知る」
 
黄桜株式会社
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飲酒は20歳になってから。お酒は適量を。飲酒運転は法律で禁止されています。
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
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